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スペイン紀行録④パート2

パート2!  スペインの田舎道ではしょっちゅうお目にかかるものなんですが、これ、なんだかお分かりでしょうか?(↓写真↓)草についてるこの白いのです。

 実はこれ、全部かたつむりなんです!ちっちゃいのばっかり。白い殻をして、草の茎にたくさんへばりついています。(画的に「ぃ゙や~~っ」ってなるレベルのもありますが(笑))  こいつらの生態は全然わかりませんが、きっと白い殻で太陽を反射して、昼の暑さに堪えてるんでしょう。でもなんで、この乾燥と日射の激しい土地の太陽の真下でなんで生きることになったんやろうかと。湿気大好き、かたつむりやのに!(こないだなんか39度です!)もっと言えば、かたつむりって貝ですよ??ほんと、生き物っていうのは不思議です。  でも、考えてみれば、人間だって、様々な環境で生き抜いています。「なんでわざわざそんなところで??」っていうところにまで。(きっと僕ら自身も)  じゃあ、このかたつむりにしても人間にしても、なんでそんな生き方をしてるのかと言われても、わからないんでしょう。生き抜くために意図した部分もあれば、そうでない部分もあるだろうし、「とにかく必死で生きてたらこうなりました。」っていうところなんではないか、と思いました。ただただ、懸命に生き抜いてきた結果。そしてなお、懸命に生きている姿を見つける。まっすぐも、純粋もなく、ただ、ただ、生きる姿。これだから、きっと命は美しく、愛おしい。  (そういえばこの、「とにかくやったらこうなりました。」っての、音楽や芸術にも似てるなあと思い、やっぱり生き方そのものなんやなあと同時に思うのでした。)


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